PID(比例・積分・微分)制御は「調整できる」だけでは不十分です。なぜその設定で安定するのか、説明できますか?
本セミナーでは、ラプラス変換・伝達関数・周波数応答を用いて、計算に基づく設計手法を体系的に解説します。
さらに、AIを活用した新しいPIDパラメータ設計の考え方も紹介し、従来の経験依存からの脱却を図ります。
理論・計算・実務・AIを一体化し、「設計できる技術者」へ引き上げる内容です。
こんな課題はありませんか?
- PID調整はできるが、根拠を説明できない
- 振動や不安定の原因を理論的に説明できない
- モデル化や伝達関数の扱いに自信がない
- ボード線図や安定判別を実務で使えていない
- AIを制御設計にどう活用すればよいか分からない
セミナー概要
本セミナーでは、PID制御を「経験」ではなく「計算」で扱うための基礎から実務までを体系的に解説します。
ラプラス変換・伝達関数・ブロック線図・周波数応答・安定判別といった制御理論を、単なる知識ではなく“設計・評価・調整”に使える形で整理します。
さらに、従来の制御理論に加え、AIを活用したパラメータ設計の新しいアプローチも紹介し、実務での適用可能性まで踏み込みます。
単なる理論解説ではなく、「なぜそうなるのか」を説明できるレベルまで理解を引き上げる実践型セミナーです。
・ PID制御を計算で扱うための基礎と全体像
・ ラプラス変換・伝達関数によるモデル化と解析
・ 周波数応答・ボード線図による特性評価
・ 安定判別とPIDパラメータ設計手法
・ AIを活用した新しい制御設計アプローチ
このセミナーで得られる結果 :
PID制御を経験ではなく計算とAIで調整し、根拠を持って判断できる技術力が身につきます。
セミナープログラム
- 1.PID制御を“計算で扱う”とは何か
1-1 経験調整と計算設計の本質的な違い
1-2 なぜ「計算できる人」と「できない人」で結果が変わるのか
1-3 制御対象・制御器・評価指標の整理
1-4 設計→評価→調整の一貫プロセス
1-5 現場で使える“最小限の理論セット”
2.ラプラス変換の実務的理解
2-1 なぜ時間領域ではなくラプラス領域で考えるのか
2-2 ステップ応答と伝達関数の対応関係
2-3 過渡特性(立上り・オーバーシュート・整定時間)の読み方
2-4 1次遅れ・2次遅れの“現場的な意味”
2-5 「式を解く」のではなく「現象を読む」ための使い方
3.伝達関数の導出演習(モータ系中心)
3-1 質量・回転体・モータのモデル化手順
3-2 支配方程式 → ラプラス変換 → 伝達関数の導出
3-3 パラメータの意味と影響
3-4 モデル簡略化の判断基準
3-5 現場データとのズレをどう扱うか(モデルと現実の差)
4.ブロック線図と等価変換演習
4-1 ブロック線図で“何を見ているのか”
4-2 フィードバック構造の本質
4-3 等価変換のルールと落とし穴
4-4 複雑系を単純化する思考法
4-5 「見れば分かる」構造把握のコツ
- 5.周波数応答・ボード線図の計算と読解
5-1 なぜ周波数で評価するのか
5-2 ゲイン・位相の物理的意味
5-3 1次・2次遅れ系の特徴と読み方
5-4 ボード線図から“何が言えるか”
5-5 現場で使うための簡易読み取り法
6.安定判別
6-1 安定とは何かを定義する
6-2 ゲイン余裕・位相余裕の実務的意味
6-3 ラウス判別の使いどころと限界
6-4 ナイキストの直感的理解
6-5 「なぜ不安定になるのか」を説明できる力
7.PIDパラメータ設計の計算手法
7-1 P・I・Dが応答に与える影響の定量理解
7-2 設計仕様(速さ・安定性)から逆算する方法
7-3 初期設計値の決め方(経験ではなく計算で)
7-4 調整手順の標準化(試行錯誤を減らす)
7-5 よくある失敗パターンと回避法
8.AIを使ったPIDパラメータの新たな設計手法
このセミナーで得られる主な成果
- PID制御を経験ではなく伝達関数・周波数応答に基づいて理解し、根拠を持って設計・調整できるようになる。
- 安定性や応答特性を計算的に評価し、適切なPIDパラメータ設定とその判断ができるようになる。
受講に必要な予備知識・経験など
- 大学理工学部の一般教養レベルの数学と力学の基礎知識があると望ましい
特典:メールまたはZoomで対応
- このセミナーの内容についての無料質問対応(ご受講終了日の翌日から15日間)
- 振動分野でお仕事でお困りのことに対して無料技術コンサルティング(ご受講終了日の翌日から15日間)
受講日・受講期間
- 年中開催(オンデマンドセミナー)
- 自分のタイミングで3日間ご視聴いただけます。
お申込み後に表示されるフォームの最下部「当社(アイトップ社)へのお問合せ・連絡事項・確認事項などについてはここにご記入下さい。」欄に、ご希望の視聴日(連続した3日間、土日・祝日を含めても可)をご記入ください。
なお、ご希望日程には可能な限り調整いたしますが、可否につきましては後日当社よりご連絡いたします。
受講料
- キャンペーン受講料: 28,000円(PDFテキストなど全てを含みます)
- 豊富な技術ノウハウをお届けする当セミナーですが、より多くの方にご利用いただけるよう、今回の当社ホームページ全面改訂に合わせてキャンペーンを実施中です。これにより他社セミナーの約半額という、大変受講しやすい価格設定になっております。
- 当社は、免税事業者を選択しております。
- 当社の方針により、受講料に消費税は一切加算しておりません。そのため、受講者様にとっては常に「消費税分が割引」されたお得な価格となります。
- 請求書には「免税事業者である旨」を明記いたしております。
このセミナーについてのFAQ & 個人情報保護方針
講師
| 肩書 & 氏名 |
有限会社アイトップ 統括技術コンサルタント
日本騒音制御工学会認定技師
日本音響学会技術開発賞受賞
元名古屋大学大学院非常勤講師(留学生に英語で講義:2021~2024)
小林英男
|
| 専門 |
AIを活用した振動・騒音技術および関連分野の理論・応用技術とその実践 |
| 実績 |
技術コンサルタントおよびセミナー講師として30年以上の実務経験と豊富な実績を持ち、日本各地の産業技術センター及び日刊工業新聞社主催のセミナーなどでも長年講師を務めてきました。 |
※上記のセミナープログラムなどは都合により多少変更されることがあります。