FFTを使っているのに原因が分からない――その原因は、FFTの知識不足ではなく「使い方」と「考え方」にあります。
本セミナーでは、周波数分析に依存した解析から脱却し、信号の見方・前処理・条件設定・判断プロセスまでを一貫して整理します。
さらに、実務で差がつく“原因に至る思考プロセス”と、AI活用につながる信号処理の考え方まで解説します。
単なる知識ではなく、「現場で使える判断力」を身につけたいエンジニアのための内容です。
こんな課題はありませんか?
- FFTでスペクトルは見ているが、原因の特定まで至らない
- デー解析条件(サンプリング・ウィンドウ・周波数分解能など)を何となく設定している
- 周波数分析だけで判断してよいのか不安がある
- 非定常・衝撃的な現象になると途端に分からなくなる
- AIをFFT解析結果に活用したいが方法が分からない
セミナー概要
本セミナーは、FFTを単なる周波数分析ツールとしてではなく、実務で原因特定に活用するための“信号処理の一要素”として再整理します。
データ取得から前処理、FFTの使い方、条件設定、そして結果の読み取りまでを一貫した流れとして理解し、実務でありがちな誤判断を回避するための考え方を解説します。
さらに、周波数分析だけでは対応できない現象へのアプローチや、AI活用に不可欠な特徴量設計の基礎まで扱い、現場で使える解析力の習得を目指します。
・ FFTの本質と“正しい使いどころ/使ってはいけない場面”の理解
・ 解析結果を左右するデータ取得・前処理・条件設定の考え方
・ スペクトルの読み取りと誤判断を防ぐための判断軸
・ 周波数分析だけでは見抜けない現象への対応方法
・ AI活用につながる信号処理と特徴量設計の基本
セミナープログラム
- 1.なぜFFTを使っても原因が分からないのか?
1-1 現場で頻発する“見えているのに判断できない”状態
1-2 周波数だけに依存した解析の限界
1-3 本セミナーで扱う「原因に至るための考え方の軸」
2.信号の捉え方を変える(出発点)
2-1 時間・周波数・その他の視点の使い分け
2-2 「何を知りたいか」で解析手法は変わる
2-3 FFTをどこで使うべきか/使うべきでないか
3.FFTの本質理解と典型的な誤用
3-1 FFTがやっていることの本質(直感的理解)
3-2 周波数解析は一用途に過ぎないという認識
3-3 実務で多い“使い方のズレ”とその影響
4.解析前に結果が決まる理由(最重要ポイントの一つ)
4-1 データ取得条件が結果に与える決定的影響
4-2 サンプリング・帯域・分解能の関係性
4-3 前処理(ノイズ・トレンド・外乱)の考え方と判断軸
- 5.FFTを使った実務処理の要点
5-1 スペクトルの“正しい読み方”と落とし穴
5-2 フィルタリング・エネルギー評価の活用場面
5-3 相関・包絡など、周波数以外の活用視点
5-4 「見える」から「意味が分かる」への転換
6.条件設定で結果が変わる本当の理由
6-1 ウィンドウ・平均化の役割と限界
6-2 条件設定が解析結果を左右するメカニズム
6-3 実務で再現性を確保するための考え方
7.周波数分析だけでは見抜けない現象への対応
7-1 非定常現象・過渡現象の扱い方
7-2 時間情報をどう扱うか
7-3 次に選ぶべき解析アプローチの考え方
8.原因を見抜くための実務思考プロセス
8-1 振動・騒音問題の整理のしかた(入口の作り方)
8-2 回転機械・軸受などの典型パターンの捉え方
8-3 データから原因へ至る“思考の流れ”と分岐
8-4 「判断を誤るポイント」とその回避
9.AI活用につながる信号処理の考え方
9-1 特徴量設計の本質(なぜここで差がつくのか)
9-2 FFTをどう活かすか/依存しすぎない考え方
9-3 前処理・データ整形がAI結果を左右する理由
10.実務で使える解析環境の構築視点
10-1 計測~解析~判断までの一連の流れ設計
10-2 市販ツールと自社環境の役割分担
10-3 現場データを“使える形にする”ための工夫
このセミナーで得られる主な成果
- FFTを「とりあえず使う」状態から脱却し、データ取得・前処理・条件設定まで含めた一貫した解析プロセスを自ら設計できるようになり、現場データから原因を論理的に特定できる実務判断力が身につく。
- 周波数分析に依存しない多角的な信号の見方(時間・相関・包絡・特徴量設計)を使い分け、非定常・衝撃現象や複雑な振動・騒音問題にも対応できる解析力と、AI活用につながる実践的なデータ処理力を習得できる。
受講に必要な予備知識
- 高校卒業程度の基礎数学の理解があることが望ましいですが、未習の方にも本質と重要ポイントが理解できるよう丁寧に解説します。
特典:メールまたはZoomで対応
- このセミナーの内容についての無料質問対応(ご受講終了日の翌日から15日間)
- 振動分野でお仕事でお困りのことに対して無料技術コンサルティング(ご受講終了日の翌日から15日間)
受講日・受講期間
- 年中開催(オンデマンドセミナー)
- 自分のタイミングで3日間ご視聴いただけます。
お申込み後に表示されるフォームの最下部「当社(アイトップ社)へのお問合せ・連絡事項・確認事項などについてはここにご記入下さい。」欄に、ご希望の視聴日(連続した3日間、土日・祝日を含めても可)をご記入ください。
なお、ご希望日程には可能な限り調整いたしますが、可否につきましては後日当社よりご連絡いたします。
受講料
- キャンペーン受講料: 28,000円(PDFテキストなど全てを含みます)
- 豊富な技術ノウハウをお届けする当セミナーですが、より多くの方にご利用いただけるよう、今回の当社ホームページ全面改訂に合わせてキャンペーンを実施中です。これにより他社セミナーの約半額という、大変受講しやすい価格設定になっております。
- 当社は、免税事業者を選択しております。
- 当社の方針により、受講料に消費税は一切加算しておりません。そのため、受講者様にとっては常に「消費税分が割引」されたお得な価格となります。
- 請求書には「免税事業者である旨」を明記いたしております。
このセミナーについてのFAQ & 個人情報保護方針
講師
| 肩書 & 氏名 |
有限会社アイトップ 統括技術コンサルタント
日本騒音制御工学会認定技師
日本音響学会技術開発賞受賞
元名古屋大学大学院非常勤講師(留学生に英語で講義:2021~2024)
小林英男
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| 専門 |
AIを活用した振動・騒音技術および関連分野の理論・応用技術とその実践 |
| 実績 |
技術コンサルタントおよびセミナー講師として30年以上の実務経験と豊富な実績を持ち、日本各地の産業技術センター及び日刊工業新聞社主催のセミナーなどでも長年講師を務めてきました。 |
※上記のセミナープログラムなどは都合により多少変更されることがあります。