振動トラブルの多くは、「測れていない」「見えていない」「解釈できていない」ことが原因で発生します。
本セミナーでは、この“見えない敵”を明確に定義し、データ取得・特徴量設計・AI解析の一連の流れを実務視点で体系化します。
Excelベースで実行可能な前処理から、異常検知アルゴリズムの選定、現場データによる具体的な検知事例までを解説。
単なるAIの紹介ではなく、「現場で使える形」に落とし込む方法を提示します。
こんな課題はありませんか?
- 振動トラブルの原因が特定できず、対策が場当たり的になっている
- FFTや他の解析を行っても「決定打」が見えない
- 測定データはあるが、AIにどう活用すればよいか分からない
- 異常検知を導入したいが、どの手法を選べばよいか判断できない
- 属人的な経験頼みから脱却し、再現性ある判断をしたい
セミナー概要
本セミナーでは、振動問題に潜む“見えない敵”を、データとAIによって可視化し、実務で制御可能にするための一連の手法を解説します。
従来のFFTやFEMでは捉えきれない非定常・非線形現象に対して、どのようにデータを取得し、どのように特徴量として抽出し、どのようにAIで異常を検知するかを体系的に説明します。
さらに、Excelベースでの前処理や現場データの再構成など、実務にすぐ適用できる具体的方法に重点を置きます。
・ 「見えない敵」の正体と発生メカニズム
・ 測定条件とデータ品質が結果に与える影響
・ AIに適したデータ設計と特徴量抽出
・ 異常検知アルゴリズムの選定と適用条件
・ 現場データによる異常検知と原因推定の実例
セミナープログラム
- 1.振動問題の本質と「見えない敵」の正体
1-1 なぜ振動トラブルは“原因不明”になりやすいのか
1-2 時間変動・非定常・非線形という見えない要因
1-3 従来解析(FFT・FEM)で見落とされる領域
1-4 「見えない敵」を定義する:現象・データ・解釈のズレ
2.振動データ取得の要点(見えない敵を“取り逃がさない”測定)
2-1 測定位置の設計
2-2 サンプリング条件とエイリアシングの本質
2-3 定常/非定常データの取り方の違い
2-4 センサ選定と取り付け誤差が生む“偽の現象”
2-5 データ欠損・ノイズがAIに与える致命的影響
3.AIに使えるデータ/使えないデータの違い
3-1「使えないデータ」とは何か(情報量不足・偏り)
3-2 教師データの罠(正常/異常の定義の曖昧さ)
3-3 ラベルなしデータの活用戦略
3-4 少量データでも成立する設計の考え方
3-5 現場データ特有のバラツキとその扱い方(residualの扱い)
4.特徴量設計の基本(見えない敵を“数値化する”)
4-1 時系列特徴量(振幅変動・包絡線・自己相関)
4-2 周波数特徴量(ピーク・帯域エネルギー・サイドバンド)
4-3 統計量(分散・歪度・尖度)とその意味
4-4 時間-周波数解析(STFT・ウェーブレット)の実務活用
4-5 “効く特徴量/効かない特徴量”の見極め方
- 5.Excelベースでのデータ前処理と再構成(実務で回す技術)
5-1 現場Excelデータの再構成(時系列整形・欠損補完)
5-2 簡易フィルタ処理とトレンド除去
5-3 特徴量の自動計算テンプレート化
5-4 AI入力用データセットの作成手順
5-5 “少しの工夫で使えるデータに変える”具体例
- 6.異常検知アルゴリズムの基礎と選定方法
6-1 異常検知の考え方(閾値・統計・機械学習)
6-2 教師なし手法(クラスタリング・密度推定)の使いどころ
6-3 教師あり手法(分類・回帰)の適用条件
6-4 過学習と汎化性能の実務的判断
6-5 現場適用での“使えるモデル”の選び方
-
- 7.現場データによる異常検知の実例(見えない敵の可視化)
7-1 初期異常の検知(微小変化の捉え方)
7-2 周波数構造の変化から原因を推定する方法
7-3 誤検知・見逃しの具体例と対策
7-4 自励振動・共振・摩耗の識別例
7-5 AI結果を“解釈可能な形”に落とす方法
- 8.実務への落とし込み(見えない敵を制御する仕組み)
8-1 AI解析結果を設計・保全にどう結びつけるか
8-2 現場運用フロー(測定→解析→判断→対策)
8-3 継続的改善(モデル更新・データ蓄積)
8-4 属人化を防ぐ仕組み化
8-5 “見えない敵を制する”ための実務チェックリスト
このセミナーで得られる主な成果
- 振動トラブルの“見えない原因”を、測定・特徴量・AI解析を一貫して設計し、再現性をもって特定できる実務判断力が身につく。
- 異常検知アルゴリズムの選定から結果の解釈・対策立案までできるよになる。
受講に必要な予備知識
- 大学理工学部の一般教養レベルの数学および力学の基礎知識があることが望ましいですが、これらの知識がない場合でも、本質と重要ポイントが理解できるように丁寧に解説します。
特典:メールまたはZoomで対応
- このセミナーの内容についての無料質問対応(ご受講終了日の翌日から15日間)
- 振動分野でお仕事でお困りのことに対して無料技術コンサルティング(ご受講終了日の翌日から15日間)
受講日・受講期間
- 年中開催(オンデマンドセミナー)
- 自分のタイミングで3日間ご視聴いただけます。
お申込み後に表示されるフォームの最下部「当社(アイトップ社)へのお問合せ・連絡事項・確認事項などについてはここにご記入下さい。」欄に、ご希望の視聴日(連続した3日間、土日・祝日を含めても可)をご記入ください。
なお、ご希望日程には可能な限り調整いたしますが、可否につきましては後日当社よりご連絡いたします。
受講料
- キャンペーン受講料: 28,000円(PDFテキストなど全てを含みます)
- 豊富な技術ノウハウをお届けする当セミナーですが、より多くの方にご利用いただけるよう、今回の当社ホームページ全面改訂に合わせてキャンペーンを実施中です。これにより他社セミナーの約半額という、大変受講しやすい価格設定になっております。
- 当社は、免税事業者を選択しております。
- 当社の方針により、受講料に消費税は一切加算しておりません。そのため、受講者様にとっては常に「消費税分が割引」されたお得な価格となります。
- 請求書には「免税事業者である旨」を明記いたしております。
このセミナーについてのFAQ & 個人情報保護方針
講師
| 肩書 & 氏名 |
有限会社アイトップ 統括技術コンサルタント
日本騒音制御工学会認定技師
日本音響学会技術開発賞受賞
元名古屋大学大学院非常勤講師(留学生に英語で講義:2021~2024)
小林英男
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| 専門 |
AIを活用した振動・騒音技術および関連分野の理論・応用技術とその実践 |
| 実績 |
技術コンサルタントおよびセミナー講師として30年以上の実務経験と豊富な実績を持ち、日本各地の産業技術センター及び日刊工業新聞社主催のセミナーなどでも長年講師を務めてきました。 |
※上記のセミナープログラムなどは都合により多少変更されることがあります。