本セミナーでは、騒音計では把握できない音源位置やエネルギーの流れを可視化する音響インテンシティと音響カメラ技術を体系的に整理します。
音圧と音響インテンシティの本質的な違い、測定原理、適用条件、表示値の正しい解釈を明確化します。
さらに、両者の比較と使い分け、寄与度評価による騒音源特定手法を通じて、実務での問題解決能力を強化します。
工場・製品開発における具体的な応用方法についても解説します。
こんな課題はありませんか?
- 騒音レベル(dB)は分かるが、どの部品が原因か特定できない
- 騒音計では問題ない値なのに、クレームや不快感が発生している
- 騒音の測定位置を変えると結果が変わり、評価が安定しない
- CAE解析結果と実機騒音が一致しないので他の方法も検討したい
- 音響カメラを使っているが、表示結果の信頼性や解釈に不安がある
このセミナーの受講対象者
- 機械・装置・車両などの騒音設計・低減に関わる技術者
- 振動・騒音の実測評価およびトラブル解析を担当しているエンジニア
- 音響カメラや音響計測機器を用いた評価業務に携わる技術者
- CAE解析(振動と音響の連成解析)と実機騒音の乖離に課題を感じている設計・解析担当者
- 騒音源特定や寄与度評価を用いた原因解析を必要とする開発技術者
セミナー概要
本セミナーでは、騒音計では捉えきれない「音の発生源とエネルギーの流れ」を可視化するための音響インテンシティと音響カメラ技術について、実務的観点から体系的に解説します。
単なる測定原理の説明にとどまらず、表示値の正しい解釈、測定の限界、そして実務での使い分けまでを整理し、騒音解析の本質的理解を目指します。
さらに、寄与度評価による騒音源の特定方法や、設計改善への具体的な展開方法についても解説します。
・ 音響インテンシティの物理的意味と必要性の理解
・ 騒音計では見えない情報(音源・エネルギー流)の把握方法
・ 音響カメラの原理と表示データの正しい解釈方法
・ 音響インテンシティと音響カメラの役割分担と使い分け
・ 寄与度評価による騒音源特定と設計改善への応用
セミナープログラム
- 1. 音響インテンシティの必要性と基本概念
1-1. なぜ音響インテンシティ測定が必要なのか
1-2. 音圧レベルで見えないものとは何か
2. 騒音計と音響インテンシティ計測の違い
2-1 音圧(スカラー量)と音響インテンシティ(ベクトル量)
2-2 同じdBでも意味が異なる理由
3.音響インテンシティの測定特性
3-1 測定位置によって結果は変わるのか
3-2 工場・実機環境での成立条件
4.音響インテンシティで得られる情報
4-1 音源位置と放射方向の特定
4-2 音響パワーの評価
4-3 エネルギー流の可視化
- 5.音響インテンシティ測定装置の原理
5-1 2マイクプローブ方式の基本原理
5-2 測定誤差と適用限界
6.音響カメラの原理と構成
6-1 マイクアレイとビームフォーミング
6-2 音場の画像化処理
7.音響カメラの表示値と限界
7-1 dB表示は絶対音圧レベルではない
7-2 自由音場と工場環境の違い
7-3 可視化データの解釈上の注意点
8.音響インテンシティと音響カメラの比較と使い分け
8-1 音響インテンシティの役割
8-2 音響カメラの役割
8-3 使い分けの判断基準
8-4 両者の相補的活用
9.寄与度の評価方法
9-1 寄与度とは何か
9-2 音響インテンシティによる寄与度評価
9-3 音響カメラデータからの寄与度推定
9-4 騒音源分離と支配音源特定
10.音響カメラで見えるもの
10-1 騒音源の空間分布
10-2 構造伝搬音と空気伝搬音の識別
10-3 実機における可視化結果の読み方
11.工場・製品開発への応用
11-1 騒音トラブル解析プロセス
11-2 設計改善へのフィードバック
11-3 CAE・実測・可視化の統合活用
12.質疑応答
このセミナーで得られる主な成果
- 騒音の発生源と伝搬経路を定量的に特定できるようになり、原因に基づいた設計改善が可能になる。
- 音響インテンシティと音響カメラの正しい使い分けと解釈ができ、騒音解析の判断精度が向上する
受講に必要な予備知識
- 騒音技術の基礎知識をお持ちの方を対象としていますが、初めての方でも要点から理解できるように解説します。
特典:メールまたはZoomで対応
- このセミナーの内容についての無料質問対応(ご受講終了日の翌日から15日間)
- 振動分野でお仕事でお困りのことに対して無料技術コンサルティング(ご受講終了日の翌日から15日間)
受講日・受講期間
- 年中開催(オンデマンドセミナー)
- 自分のタイミングで3日間ご視聴いただけます。
お申込み後に表示されるフォームの最下部「当社(アイトップ社)へのお問合せ・連絡事項・確認事項などについてはここにご記入下さい。」欄に、ご希望の視聴日(連続した3日間、土日・祝日を含めても可)をご記入ください。
なお、ご希望日程には可能な限り調整いたしますが、可否につきましては後日当社よりご連絡いたします。
受講料
- キャンペーン受講料: 28,000円(PDFテキストなど全てを含みます)
- 豊富な技術ノウハウをお届けする当セミナーですが、より多くの方にご利用いただけるよう、今回の当社ホームページ全面改訂に合わせてキャンペーンを実施中です。これにより他社セミナーの約半額という、大変受講しやすい価格設定になっております。
- 当社は、免税事業者を選択しております。
- 当社の方針により、受講料に消費税は一切加算しておりません。そのため、受講者様にとっては常に「消費税分が割引」されたお得な価格となります。
- 請求書には「免税事業者である旨」を明記いたしております。
このセミナーについてのFAQ & 個人情報保護方針
講師
| 肩書 & 氏名 |
有限会社アイトップ 統括技術コンサルタント
日本騒音制御工学会認定技師
日本音響学会技術開発賞受賞
元名古屋大学大学院非常勤講師(留学生に英語で講義:2021~2024)
小林英男
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| 専門 |
AIを活用した振動・騒音技術および関連分野の理論・応用技術とその実践 |
| 実績 |
技術コンサルタントおよびセミナー講師として30年以上の実務経験と豊富な実績を持ち、日本各地の産業技術センター及び日刊工業新聞社主催のセミナーなどでも長年講師を務めてきました。 |
※上記のセミナープログラムなどは都合により多少変更されることがあります。