
1. なぜ「共振」が設計の成否を分けるのか?
1-1 実務で頻発する振動トラブルの核心とは?
1-2 共振の本質を知らずに対策はできない!
(1) 直線振動による共振
(2) 回転振動による共振
(3) ねじり振動による共振
(4) 自励振動(スティックスリップ)による共振
2. 一自由度モデルで振動の基本を一気に理解!
2-1 自由振動 : 2種類の固有振動数と減衰の役割
2-2 強制振動 : 図で直感的に学ぶ振動応答
2-3 回転振動(アンバランス振動など)の理解のしかたとその発生メカニズム
2-4 ねじり振動の理解のしかたとその発生メカニズム
2-5 自励振動(スティックスリップ)の理解のしかたとその発生メカニズム
2-6 「共振=固有振動数」か?
2-7 共振以外で大きな振動が出る場面とは?
2-8 実務でよく使う評価指標の選び方
3. 振動の“出どころ”を見極めろ!外力と応答の関係を直感でつかむ方法!
3-1 応答から外力を推定する考え方と具体的な方法
3-2 正弦波、弾性波、非弾性波、不規則波の違い
3-3「実機にしか現れないピーク」の正体とは?
4. 振動を減らすために“どこを変えるか”を見抜く設計のための思考法!
4-1 外力は本当に減らせるか?無理なときはどうする?
4-2 衝撃振動は力だけでなく“構造と減衰”で制する
4-3 支配因子:ばね・減衰・質量のバランスを見抜け!
4-4 衝撃振動の場合の振対策は、外力を小さくすることだけではない。
4-5 共振していないのに振動が大きいときがある?この現象は何?
4-6 振動を周波数分析すると振動源がないのに発生しているピーク周波数がある。これって一体何?
5. 共振との“賢い付き合い方”を身につける!
5-1 避けられない共振、どう乗り越えるか?
5-2 外力のする仕事 vs ダンパが奪うエネルギー
5-3 減衰設計の物理的意味をしっかり理解しよう!
6. 高減衰設計 : 講師が実施してきた実例で学ぶ!本当に効く制振のノウハウ!
6-1 エネルギーを“意図的に”ダンパへ流す技術
6-2 モード形状を活かした制振対策の実践
6-3 板の曲げ振動への制振材活用術
6-4 ダイナミックダンパ設計のリアルな勘所
6-5 ダイナミックダンパの設計&シミュレーションソフト(本セミナーの講師が独自開発)の解説&無料進呈!
7. 高剛性設計と高減衰設計:構造の中で振動エネルギーをどう流すか?
7-1 「振動エネルギーの流れ」が見えると設計が変わる!
7-2 本セミナーの講師が独自に開発した振動エネルギーの流れの測定方法(特別なソフトとハードを必要としない誰でも容易にできる方法)を分かりやすく解説! そのデータの読み方、そして設計への応用法についても分かりやすく解説!
7-3 簡単にできる高減衰装置の考え方
7-4 リブの入れ方で効果がまるで違う高剛性化と高減衰化! 効果的なリブの入れ方とは? 効果の無いリブとは?
8. 共振回避設計のためのシンプルな振動シミュレーションソフト(Pythonで作成)の無料進呈とその使いかたを解説!
8-1 Pythonによる共振回避をするための振動シミュレーションソフト(本セミナーの講師が独自開発)を無料進呈&画面解説
8-2 この振動シミュレーションソフトにより振動モデルを修正して直感的に理解できる共振回避法を解説
9.質疑応答



特典:その1 ご質問への 無料解答 |
・ご視聴終了日から15日間以内であれば、ご視聴頂きましたセミナー内容についてのご質問をお受付けさせて頂きます。 ・ご質問は、メールにてご質問内容を箇条書きにして、『ご受講セミナー名、ご視聴期間、会社名、部署、お名前、会社の部署の電話番号、受講者様のメールアドレス』をご記入の上、メール(ktl@r4.dion.ne.jp)で標題は「受講したセミナーについての質問」と書いてお送り頂く様お願い申し上げます。 ・講演を行いました講師が直接、ご解答させて頂きます。ご解答は、メールまたはZoomで直接ご対応させて頂きます。 ・内容によってはお答えできない場合もございます。 ・本サービスは、事前の告知なしに終了する場合がございますので、あらかじめご了承頂く様お願い申しあげます。 |
特典:その2 無料技術コンサルティング |
・本セミナーの受講者様に限り、セミナーご視聴の最終日から30日間以内にメールで「無料技術コンサルティング希望」と題してメールを頂ければ、メールあるいはZoomで直接お返事をさせて頂きます。ご相談内容は受講されたセミナーの分野に関係する内容でお願い致します。仕事でお困りのことなどをご連絡下さい。内容によっては、ご相談をお受けできないこともありますので、予めご承知おき頂く様お願い申し上げます。 ・メールにご相談内容をお書き頂き、『ご受講されたセミナー名、ご視聴期間、会社名、部署、お名前、会社の部署の電話番号、受講者様のメールアドレス』をご記入の上、メール(ktl@r4.dion.ne.jp)で標題は「無料技術コンサルティング希望」と書いてお送り頂く様お願い申し上げます。 ・この無料技術コンサルティングは、セミナーの講演を行いました講師が直接ご対応させて頂きます。 ・内容によってはお答えできない場合もございます。 ・本サービスは、事前の告知なしに終了する場合がございますので、あらかじめご了承頂く様お願い申しあげます。 |
特典:その3 Pythonプログラムの無料進呈 |
本来であればプログラムファイルもメール添付でお送りしたいのですが、現在は多くの企業様でセキュリティ上、添付ファイルの受信を制限しておられるため、送信は控えさせていただきます。 代わりに、プログラムの内容は全てPDFテキスト内に記載しております。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ・本サービスは、事前の告知なしに終了する場合がございますので、あらかじめご了承頂く様お願い申しあげます 。 |

振動問題は材料力学などに準拠した機械設計力学や「なんとなくの経験」では解決できません。
製品性能と信頼性を左右する“共振”を、理論とシミュレーションで見える化すれば、低振動設計は確実に前進します。
本セミナーでは、産業機械・医療機器をはじめ、民生機器・自動車・ロボット等、さまざまな製品の低振動化に実務で携わってきた講師が、「共振を避ける設計の本質」を、Pythonプログラムなどを駆使して、分かりやすく&すぐに使える形で解説します。
経験や勘に頼らず、振動設計を“技術で語れる”ようになりたい方に最適な実践セミナーです!
<受講対象者>
・ 製品設計や解析業務に携わり、振動や共振の問題に悩まされている設計技術者・開発技術者
・ 低振動・高信頼性設計を実現するために、理論と実践の橋渡しができる知識を身につけたい方
・ 現場でよくある「なんとなく避けている共振」に対し、根拠を持って説明・改善できるスキルを得たい方
・ Pythonを活用して、振動設計・評価の作業を効率化・高度化したい技術者
・ 材料変更・剛性変更・質量調整などの設計変更が、振動応答にどのように効くかを掴みたい方
・ 経験や感覚に頼らず、再現性のある振動低減設計手法を確立したい方
<予備知識>
・ セミナーの最初のあたりで1自由度系のニュートンの運動方程式の説明を致します。それが理解できる方であれば本セミナーの内容が全て理解できるように解説致します。
・ 数式は必要最小限にとどめ分かりやすい言葉で数式が意味するところを解説致します。基本的に、イメージ・グラフ・実例ベースで直感的に理解できる構成になっていますのでご安心下さい。
・ Pythonは、全く理解できていなくても問題ありません。ソフトの使い方を丁寧に説明しますので、使いかたが理解できれば問題ありません。
<このセミナーで身につく技術とスキル>
・ 現場で発生している振動現象の原因を、論理的かつ構造的に推定できる力が身につきます。
・ 振動の発生メカニズムに応じて、実効性の高い具体的な対策(高減衰化・高剛性化等)を立案・実行できる力が得られます。
・ 複雑な振動挙動をグラフ・シミュレーションにより「見える化」し、チーム内での共有や提案資料にも活かせる技術が習得できます。
<本セミナーの講師(小林英男氏)の著作>
1.「プロセスインフォマティクスにおけるデータ解析・モデリングと活用事例」(2025、技術情報協会、共著)
2.「シッカリ学べる!機械設計者のための振動・騒音対策技術」(2019 日刊工業新聞社)
3.「アクティブ制御開発の現状と適用事例」公益社団法人日本騒音制御工学会 研究会技術レポート第16号 (1995、共著)
4.「振動の通信教育テキスト、1~3巻」ISS産業科学システムズ(1994)
5.「騒音の通信教育テキスト、1~3巻」ISS産業科学システムズ(1994)
6.「振動放射音についての研究」一般社団法人日本機械学会 研究成果報告書(1993、共著)
7.「FFTアナライザ・DAT使用の実際」公益社団法人日本騒音制御工学会 研究会技術レポート第14号 (1992、共著)
8.「音響インテンシティ計測法の基礎と応用」公益社団法人日本騒音制御工学会 研究会技術レポート第10号 (1991、共著)

講師 | (社)日本騒音制御工学会認定技士 (社)日本音響学会技術開発賞受賞 有限会社アイトップ 統括技術コンサルタント 通訳・翻訳 博士(工学) 小林英男 氏 名古屋大学大学院 元非常勤講師(日本政府主催のフルスカラシップ試験に合格した留学生(修士課程・博士課程)に微分積分学・線形代数学・ベクトル解析学・最適化数学・統計解析・ベイズ統計解析・機械学習などを英語で講義、2021年~2024年 |
---|---|
講師略歴 | 東京電機大学工学部機械工学科卒業後、東京農工大学大学院工学研究科にて特別研究員(5年間)。 大学生時代にESS(英会話部)に所属し、カリフォルニア大学バークレイ校(通称UCバークレー、世界大学ランキングで毎年10位以内)にて英語研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。上智大学にて開催された全日本選抜集中合宿英語研修(2週間英語のみ、日本語禁止、主催は財団法人語学教育振興会で会長は東京大学名誉教授坪井忠二先生)に2年連続で選抜され参加。東京電機大学第53代ESS部長。技術だけでなく英語の勉強にも集中したのは卒業後に世界で活躍できるエンジニアになるため。 大学卒業後、リオン㈱に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策、および海外事業部でヨーロッパを担当してセールスエンジニアとして従事。 ㈱アマダに勤務し、工場で組立・製造・検査、海外事業部でNCタレットパンチプレスの修理・NCプログラムの作成教育・板金加工技術のコンサルタント、システム事業部で板金加工自動化ライン(FMS)の開発・設計、および技術研究所でアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出した。上記のように、製造、サービス、設計、開発、研究(製造~研究まで)の一連の実務経験・実績を積み重ねた。 その後、技術コンサルタントとして独立して28年が経過した。1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、多くの企業に対し振動・騒音分野およびマルチフィジックス分野で技術指導および技術コンサルティングを実施。この間に先進国を中心に25ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をしてきた。またときに通訳・翻訳なども依頼され実施してきた。 ここ10年以上は推測統計解析、ベイズ統計解析の研究にも力を入れ、実務エンジニアリングへのベイズ統計学の適用、および機械学習やAIの研究にも力を入れている。 セミナーの講師歴は約30年間。日刊工業新聞社主催などの多くの技術セミナー・(技術)英語セミナー・工業数学セミナー・応用物理数学セミナーの講師を実施してきた。この間に専門学校や大学で非常勤講師も行ってきた。 また、日刊工業新聞社主催のセミナー講師歴は長く10年以上。本セミナーの内容にも関連する流体と振動・騒音や伝熱とのマルチフィジックス解析の技術指導も行ってきた。また現在は、機械学習・AIにより従来技術を高知能化するための技術指導にも力を入れている。 本セミナーでは、上記に関連した技術理論はもとよりその時々の実際の実務経験・技術ノウハウもまじえながら分かりやすく解説致していきます。 |
所属学会 | ・日本機械学会 ・自動車技術会 ・日本ロボット学会 ・日本騒音制御学会、etc. |
ご視聴期間 | ご視聴開始日から、3日間ご視聴し放題!ご視聴開始希望日をお申込フォームの最後尾の「連絡事項など」の欄にご記入下さい。ご記入がない場合は、基本的にお申し日から3日後位からのご視聴になります。 |
セミナー形態 | 本セミナーは、最近開催したセミナーのオンデマンドセミナーです。3日間は何回でもセミナーの途中からでも繰り返し視聴ができます。 ご視聴開始希望日をお申込みフォーマットの備考欄にご記入頂く様お願い申し上げます。セミナーのご受講お申込み後に当社宛のメール(ktl@r4.dion.ne.jp)にてご連絡頂くこともできます。 |
受講料など | <受講料について>![]() *当社は免税事業者を選択しておりますので、セミナー受講料の請求書に課税事業者番号は記載されておりません。 *当社方針により消費税を請求しておりません。受講者様にとっては、セミナー受講料から消費税分が実質値引きされたことになり大変お得になっております。 <テキストについて> テキストは、PDF化したものをメールに添付して受講者様にお送りさせて頂きます。基本的には、ご視聴開始日前日までににPDFテキストをメールに添付してお送りさせて頂いております。 テキストは1枚のA4の用紙に2スライド印刷(4スライド印刷ではありません。4スライド印刷では小さな字が見にくいので。)なので文字が適度な大きさなので見やすくなっております。テキストはフルカラーで当セミナーの講師オリジナルの分かりやすい多くのカラー解説図を含みます。 なお、テキストをコピーし2次配布することなどは、コンプライアンス(法令遵守)およびコーポレートガバナンス(企業統治)により禁止になっております。 <受講料のお支払いについて> ・会社受講(会社が支払う)の場合 お支払いは、セミナー受講のお申込み頂き受講料の請求書が届きましたら、なるべく早く当社指定銀行口座(受講料の請求書に記載されております)にお振込み頂く様お願い申し上げます。遅くてもセミナー開催日の翌月の末日までにお支払い頂く様お願い申し上げます。 また、会社支払いの立替えで受講者様が直接お支払い頂くこともできます。 領収書が必要な場合は、メールにてその旨ご連絡頂ければご指定頂いた宛先名で領収書を発行致します。 ・会社受講ではなく個人受講(会社ではなく受講者様自身がが受講料をお支払い)でお申し込みの場合 セミナーのご視聴開始日前迄に当社指定口座にお振込み頂く様お願い申し上げます。この場合、当社指定口座に関するお振込先の情報は、セミナーお申込み日にメールにてまたはセミナー受講料のご請求書にてご連絡させて頂きます。 この場合も領収書が必要な場合は、メールにてその旨ご連絡頂ければご指定頂いた宛先名で領収書を発行させて頂きます。 <請求書について> 2023年10月にインボイス法が施行されました。当社は免税事業者を選択しましたので、請求書に課税事業者番号は記載されておりません。よって、消費税も請求致しません。 電子帳簿保存法に準拠し、セミナー受講料のご請求書はPDF化した電子請求書をメールに添付してお送りさせていただ来ます。紙の請求書が必要な場合は、当社宛のメール(ktl@r4.dion.ne.jp)にてその旨ご連絡頂ければ、郵送させて頂きます。 <ご注意事項> 時としてご視聴頂く動画の内容やテキストの内容の一部が、ネットで告知しておりますセミナーの目次と多少異なる場合があるかもしれません。その場合はご容赦頂く様お願い申し上げます。 |
よくある質問 | ココをクリックして下さい。 |
個人情報保護方針 | ココをクリックして下さい。 |
お申込み | ここをクリックして下さい。メール(送信先は、ktl@r4.dion.ne.jp)でお申込み頂くこともできます。 |
講師の著書 |
「プロセスインフォマティクスにおけるデータ解析・モデリングと活用事例」(2025.8出版予定、技術情報協会、共著) 「シッカリ学べる!機械設計者のための振動・騒音対策技術」(2019.4 日刊工業新聞社) 「アクティブ制御開発の現状と適用事例」公益社団法人日本騒音制御工学会 研究会技術レポート第16号 (1995, 7、共著) 「振動の通信教育テキスト、1~3巻」ISS産業科学システムズ(1994,6) 「騒音の通信教育テキスト、1~3巻」ISS産業科学システムズ(1994,6) 「振動放射音についての研究」一般社団法人日本機械学会 研究成果報告書(1993、共著) 「FFTアナライザ・DAT使用の実際」公益社団法人日本騒音制御工学会 研究会技術レポート第14号 (1992, 7、共著) 「音響インテンシティ計測法の基礎と応用」公益社団法人日本騒音制御工学会 研究会技術レポート第10号 (1991, 4、共著) |
アイトップ社の ホームページ |
ココをクリックして下さい。本セミナーの講師のブログなど盛りだくさんの内容を掲載、ご参照下さい。トップページの左側の多数のナビゲーションから多くの内容をご参照頂けます。 |
アイトップ社の セミナーの一覧 |
ココをクリックして下さい。 |
