有限要素法などのためのよくわかる
変分原理・変分問題・仮想仕事の原理

                               (入門〜基礎)                   
コース・金額 2ヶ月コース(最長4ヶ月) ¥21,000(消費税含、送料含む)
講師
(有)アイトップ 技術コンサルタント (社)日本騒音制御工学会認定技士 工学博士 小林英男 氏
主旨  有限要素法をブラックボックスと使用しているかた、およびブラックボックスとして使用せざるを得ない方が多いようです。、ここ数年、研究・開発部署だけでなく設計部署でも有限要素法によるコンピュータ・シミュレーション(数値解析)は、頻繁に行われるようになってきています。

 有限要素法での応力解析などの理論は難解といわれておます。その中でもとくにエネルギ原理に基づく仮想仕事の原理などはとくに難解であり、市販の書籍などでは書き方がむずかしく全く理解できないということをよく耳にします。
 理論を理解できなければ、当然の結果としてブラックボックスとして有限要素法を使うしか方法は無いということになります。これでは、解析結果の妥当性が技術的に判断できず、解析結果に振り回されてしまいます。

 本通信教育では、この難解な理論を例を挙げわかりやすく、しかもやさしく理解できるように、解説を工夫しました。特に仮想仕事の原理と有限要素法とのかかわりについて重点的に解説致しました。

 テキスト(印刷したものだけ)は凡長性(だらだらと長い解説)を排除するために、パワー・ポイントでスライド形式で作成いたしました。通常のパワー・ポイント資料は、要点だけを整理しているものが多いので、理解しにくいのではないかと考えられるかもしれませんが、、、、ご安心ください。 本テキストは、いろろな解説を追記形式で記入し、大変シンプルですが、実はものすごく分かりやすいという書き方をしています。パワーポイントのスライドの枚数は、全部で45枚。

 
受講期間中は何回でも、メールおよび電話でのご質問にお答え致します(質問内容はテキストの内容に限ります)。お電話でご質問される場合は、必ず、事前にメールで電話をかけてこられる日時のご予約をおとり頂くようお願い致します。

 受講期間は通常2ヶ月間ですが、お申し込み時に4ヶ月間とご指定頂ければ、トータルで4ヶ月間に致します。

内容  1.有限要素法を専門としないエンジニアにも理解できるよう配慮すると共に、有限要素法を専門とするエンジニアにも十分役立つ内容。
 2.力学におけるエネルギ原理にて、大変重要な基礎理論である、変分法、仮想仕事の原理について練習問題を解きながら、これ以上ないというくらいにわかりやすく解説しています。
 3.エネルギ原理に基づくこれらの原理が、有限要素法の定式化にどのように活用されているのかがよくわかります。
 4.本通信教育の受講が終了しても、本テキストは有限要素法定式化がわかりやすい書籍として永久保存版。
添削  テキストは1冊。通信添削は1回、テキスト学習終了後に添削課題(100点満点)を解き、当社にお送りください。当社で添削し、講師からのコメントを書き添えて返送いたします。これをもって通信教育講座の受講修了となります。 添削課題の得点に関係なく、受講修了者には修了証書を発行いたします。
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目次 ◇               テキストの目次

  
1.有限要素法のための変分原理とは

  
2.変分原理という名前の由来は?


  
3.変分問題を物理的な観点から簡単に説明すると?

  
4.変分問題を数学的な観点から簡単に説明すると?

  
5.仮想変位の原理と仮想仕事の原理
     5-1 力とエネルギ、どちらが扱いやすい?
     5-2 歴史的背景
     5-3 仮想変位の原理と仮想仕事の原理を具体的に考えてみよう!
     5-4 外力による仮想仕事と内力による仮想仕事
     5-5 仮想仕事の原理

  
6.最小ポテンシャルエネルギの原理

  7.弾性体における仮想仕事の原理

  8.ところでつり合いの方程式とは?

  9.仮想仕事の原理と理解するための練習問題
     (1) 直列ばねの場合
     (2) トラスの場合


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